ピッチが合わない……。チューナーに頼りすぎていませんか? 実はもっと大切なことがあるんです!

こんにちは!なおです!

 

「ピッチ(音程)が合わない……」

こういうこと、ありますよね。

私も学生時代は合わなさすぎて先輩や監督先生に怒られてましたね。笑

 

今回は、「チューナーの使い方」

              「ピッチ(音程)の合わせ方」

               についてご紹介したいと思います!

 

 

【チューナーを使う】

 

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よく言われる事ですが、チューナーは

“ピッチを合わせるための目安”にすぎません。

 

チューナーで真ん中に合わせることができたからといってそれで良しとはせずに、っている時の音を身体と耳で覚えることが大切ということです。

 

チューナーには頼りすぎてはいけませんが、初心者のうちなど最初のうちは正しい音程感を身につけるために便利な道具ですので、上手く活用してくださいね!

 

具体的な練習の手順として、

 

①チューナーを見て正しいピッチに合わせる

 

②その時の音を「耳」と「身体(吹奏感)」

で覚える

 

③覚えられたらチューナーを見ずに吹いてみる

 

④チラッとチューナーを見て合っているか確認する

 

というような流れで練習すると次第に身体に

音程感が身についてきます。

 

最近はより便利なチューナーアプリも出てきていますので、そういったものを有効活用するのも良いと思いますよ!

 

 

【ピッチを上げる・下げる

基本的な方法】

 

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管楽器の場合は、基本的に口の中の体積を変えることでピッチを変えます。

その時に役に立つのが、演奏中口の中で自由に動くことのできる器官がです!

 

プロのプレーヤーや上手な人ほど口の中で舌が自由自在に動き、それにより正しい音程を生み出しています。

 

管楽器は、舌を上手く使うことでピッチをコントロールしていきます。

 

✔ピッチを口で変える練習方法

 

基本的な考え方として

舌の位置が顎に近くなればピッチは低く

鼻に近くなればピッチは高く

なります。

 

真ん中のFの音をロングトーンしながら、舌の位置を上げたり下げたりしてみてください。

音が高くなったり低くなったりすると思います。

 

この時に唇周りの筋肉が緩んでしまうと音自体が変わってしまうので、唇と口周りの筋肉の状態は変わらないようにしっかりと息で支えるよう注意が必要です。

 

ピッチが変わらない場合は、口に力が入りすぎていたり口の中が狭すぎたりしている可能性があるので、程よい力の入れ具合を見つけられるよう気をつけて練習してみてください。

 

✔楽器のツボをつくる

 

最初のうちは「なんだか音がちゃんと鳴ってない気がする…」

という感じを受けると思います。

 

これは正しいピッチのツボで楽器と唇が鳴る

ことに慣れていないからです。

 

正しいピッチ「ツボ」にちゃんとハマってくれないため、最初はなんとなく変な音に感じてしまうのです。

 

そのため、ある程度舌を使ってピッチを合わせることができたら、次は楽器にその音のツボを作るようにします。

 

ここで役に立ってくれるのが、お腹(=息)で、舌を使って正しいピッチの口の状態をつくることができたら、その状態をキープしながら今度は楽器に息をしっかり入れていきます。

 

この時、「のど」や「舌」の力で吹こうとしないよう注意してください。のどや舌で吹こうとすると、正しいピッチからどんどん高くなってしまうので、お腹の力で息を吹き込むよう気をつけて練習してみてください。

 

耳で聴いてもよくわからないという人は、チューナーを見ながら、正しいピッチを保ちながらクレッシェンドをする練習もしてみてくださいね!

 

ある程度息が流れるようになってくると、

かなり正しいピッチとそれに合った良い音の

「鳴り」を見つけることができるようになっているはずです。

 

今回は管楽器、特に金管楽器を例にとって

「正しいピッチで楽器を吹く」ことについてご紹介しました!

 

①舌を使って正しいピッチに矯正する

②正しいピッチを取れるようになったら、楽器に息を吹き込んで「ツボ」をつくる

 

こうしてつかんだ音程感を、身体や耳で覚えておくことで、いつでも正しいピッチで吹けるようになります!

 

今回はここまでです!

ご覧いただきありがとうございました!