演奏する人によって違うアンブシュア。 自分に合ったアンブシュアを掴もう!

こんにちは!なおです!

 

アンブシュア

トランペット初心者はもちろん、ベテランのトランペット奏者も含めて、すべてのトランペット奏者にとって、とても重要なものの1つです。

 

アンブシュアで、トランペットの音色や演奏のしやすさまで大きく変わってしまうほどアンブシュアは重要なものなのです!

 

ですが、アンブシュアは感覚的な部分が大きく、指導者によって異なってくることが多いので、アンブシュア頭を悩ませる方が多いのではないでしょうか?

 

今回は、アンブシュアについて

そもそもアンブシュアとは何か?

アンブシュアを鍛える方法などについてご紹介します!

 

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まず、アンブシュアとは、管楽器を吹くときの口の形、状態のことです。

 

サックスやクラリネットなどの木管楽器

トランペットやトロンボーンなどの金管楽器で演奏方法は変わるのでアンブシュアも楽器ごとに変わります。

 

トランペットを含めた管楽器は、息を吹き込んで音を鳴らす楽器ですので、演奏する人によって大きく左右されます。

 

人それぞれ体格や骨格、歯並びなどが違うので、アンブシュアも人それぞれ違ってきます。

 

人によって違うということは、ある人にとってはベストなアンブシュアでも、あなた自身に当てはまるとは限らないということです。

 

アンブシュアは、その人の感覚によるところが大きいのであなたに合ったアンブシュアを掴むことが大切なんです!


トランペットのアンブシュアは人によって違うとお話しましたが、基本的な部分は変わらないと思います。

 

じゃあ、どうやるのか?

今からお話しするイメージを掴んでいただけたら、トランペットのアンブシュアのイメージは作れるんです!

 

まず、ストローを用意します。ストローがなければ、お箸や鉛筆などでも代用OKです。

 

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用意ができたら、ストローを唇の真ん中でくわえます。くわえたら、それを落とさないようにキープしてください。

この口の形を、よく覚えておいてくださいね!

 

今度は、ストローなしで唇の真ん中でくわえた状態を再現してください。

 

口の両サイドをきゅっと結んで、唇の真ん中はストロー1本分だけ開いた状態で、リラックス状態になっていると思います。

 

この時の口の形が、トランペットのアンブシュアです。

 

ストローを唇でくわえた状態を再現できたら、その状態で息を吐き出します。この時、できるだけアンブシュアが崩れないようキープします。

 

イメージは、10m先にあるローソクの火を吹き消すイメージで、息を吐くことです。

 

重要なのは、唇の息が出るポイントを確認することです。

 

息を吐いているとき、人差し指をかざしてみると、どこから息が出ているかが確認できると思います。

 

このポイントと、トランペットのマウスパイプを合わせることで、スムーズに息が楽器に通っていき音が出るようになります。

 

唇の真ん中から息を吐くと言いましたが、体格や骨格などで若干のズレなどが出て来ます。

自分では唇の真ん中と思っていても、実際は中心からずれている場合があるのです。

 

極端に中心からズレている場合は修正が必要ですが、数ミリ程度のものなら、無理に真ん中を意識せず息の出ているポイントに合わせて、楽器をあてましょう。

 

それでは、アンブシュアを鍛える方法をお教えします!

 

アンブシュアを鍛える方法として、1番の練習方法はトランペットを実際に吹くことです!

 

「え、でもトランペット吹く時間なんて限られてるし……」

 

そこで実際にトランペットを吹かずにできるアンブシュアを鍛えるトレーニング方法を、ご紹介します!

 

トランペットを使わずにアンブシュアを鍛えるトレーニングは、ストローを使ったトレーニングです。

 

やり方は、アンブシュアのイメージでご紹介した通りです!

 

ポイントは、ストローをくわえて、それをできるだけ水平になるようキープすることです。

それによって、より高い音域まで広げられるからです。

 

ただ、やりすぎは禁物です。

口の周りの筋肉が重く感じたり、疲れを感じたらすぐにトレーニングを中断して、休むように心がけましょう。

 

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今回はここまでです!

ご覧いただきありがとうございました!